Node.js + express の環境で基本的なルーティングをする方法です。
環境
- Node.js v6.11.2
- express v4.15.4
1. ルーティングの定義方法
ルーティングは app.get メソッドで定義します。パス
にはルーティングしたいパスを文字列で渡します。コールバック関数
はパスへのリクエストがあったときに呼ばれます。
app.get(パス, コールバック関数);
例) ドメイン/about
へのアクセスがあったときに、文字列を返します。コールバック関数の引数 req
にはリクエスト情報が格納されてきます。引数 res
はレスポンスを返すのに使用する変数です。res.send メソッドはレスポンスを返すメソッドで、文字列も返せます。
app.get('/about', (req, res) => { res.send('<h1>This is about page.</h1>'); });
2. 動作確認
/(ルート)
と /about
へのパスを app.js
に定義して、動作確認してみます。
@app.js
const express = require('express'); const app = express(); app.get('/', (req, res) => { res.send('<h1>This is root page.</h1>'); }); app.get('/about', (req, res) => { res.send('<h1>This is about page.</h1>'); }); app.listen(3000);
起動します。
$ node app.js
localhost:3000/
と localhost:3000/about
へアクセスして、それぞれ文字列が返ってくればOKです。
以上です。