ubuntuにrbenvをインストールして、Rubyのバージョンを管理します。
環境
- Ubuntu 16.04
公式マニュアル
rbenvのインストール
rbenvをgithubからチェックアウトします。
$ git clone https://github.com/rbenv/rbenv.git ~/.rbenv
コンパイルします。
$ cd ~/.rbenv && src/configure && make -C src
~/.rbenv/bin
を $PATH
に追加してパスを通します。
$ echo 'export PATH="$HOME/.rbenv/bin:$PATH"' >> ~/.bash_profile
パスを反映させるために、SSHから一旦抜け、入り直します。
次のコマンドを実行すると、eval ...
と表示されるので、それを実行します。
$ ~/.rbenv/bin/rbenv init # Load rbenv automatically by appending # the following to ~/.bash_profile: eval "$(rbenv init -)"
$ eval "$(rbenv init -)"
ruby-buildのインストール
rbenv install
コマンドを実行するために、ruby-buildをプラグインとしてインストールします。
$ git clone https://github.com/rbenv/ruby-build.git ~/.rbenv/plugins/ruby-build
Rubyのインストール
インストールしたRubyのバージョンを次のコマンド結果から探します。
$ rbenv install -l
Rubyをバージョンを指定してインストールします。
$ rbenv install 2.3.3
新しいバージョンのRubyをインストールしたらrehashを呼びます。
$ rbenv rehash
Rubyのグローバルバージョンの指定
標準で使用するグローバルバージョンを指定します。
$ rbenv global 2.3.3
認識されているか確認してみます。OKですね。
$ ruby -v
ruby 2.3.3p222 (2016-11-21 revision 56859) [x86_64-linux]
さいごに
rbenvのインストールは以上です。
gemがインストールできるようになりました。例えば、パッケージ管理のbundlerをインストールするなら次のようにします。
gem install bundler