Ubuntu 16.04 Serverで環境変数を定義し、Node.jsで参照する方法を調べましたので、手順を残します。
環境変数は、アカウント情報やAPIキー、使用するポート番号などソースコードに直接コーディングしたくない情報を管理するのに使いました。
1. ユーザーの環境変数を定義します
環境変数にはすべてのユーザーに共通のグローバルな環境変数とユーザー毎の環境変数があり、ここではユーザー用の環境変数を定義します。
ホームディレクトリに.bash_profileを作り、そこに環境変数を定義します。
$ vi ~/.bash_profile
@.bash_profile
ここではNODE_PORTという名前の環境変数を定義しています。
export NODE_PORT=3000
2. ユーザーの環境変数をロードします
ユーザーの環境変数はログイン時に読み込まれるので、ログインしなおして、echoコマンドで環境変数が使えるか確認してみます。
$ echo $NODE_PORT 3000
3. Node.jsから環境変数を参照します
Node.jsから環境変数にアクセスするには process.env.環境変数名 としてアクセスします。
@app.js
const port = process.env.NODE_PORT;
以上